英BBC放送 日本代表の奮闘称賛 解説のクリンスマン氏、原口のカウンター攻撃「真のトップクラス」

2018年07月03日 17:24

サッカー

英BBC放送 日本代表の奮闘称賛 解説のクリンスマン氏、原口のカウンター攻撃「真のトップクラス」
後半3分に先制ゴールを決めた原口(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 2日に行われたW杯ロシア大会決勝トーナメント1回戦ベルギー対日本を中継した英BBC放送では、日本代表の奮闘を称賛する声で溢れた。
 BBC放送(電子版)は「2カ月前にバヒド・ハリルホジッチ前監督を解任し、W杯開幕前に西野朗監督が就任した。日本の大きな賭けは報われたようだ。1966年のW杯イングランド大会での北朝鮮、2002年のW杯日韓大会での韓国に続き、日本はアジア勢で3番目となる8強進出に進みそうだった」と伝えた。

 また、同局の中継番組で解説を務めた元ドイツ代表監督のユルゲン・クリンスマン氏(53)は「日本の敗退を悲しく思う。しかし、彼らは顔を上げて帰国するだろう。最後まで戦い、自分たちの強さを証明した。70分まで彼らが勝者になるように見えた」と称賛。その一方で、「ベルギーが試合の流れを変えた。選手交代が決め手になった。日本は最後の2分間を後悔するだろう。FKやCK時にすべてを前方に進め、後方部が少しオープンになりすぎた。94分の時点で選手たちは疲れていて、延長戦を考えたのだろう。こういうときにミスは起こる」と分析した。また同氏は、原口元気(27)が決めた日本のカウンターアタックを「トップクラス。真のトップクラス」と絶賛した。

 さらに、元イングランド代表DFのリオ・ファーディナンド氏(39)は、日本の2点目となった乾貴士(30)のゴールを「香川真司(29)が落ち着いてボールをキープし、乾が美しいシュートを決めた」と褒め称えた。

 試合中継のプレゼンターを務めた元イングランド代表FWのガリー・リネカー氏(57)は「日本は気の毒。非常に良いプレーを見せた。素晴らしい試合だった」とコメント。試合中には「(決勝トーナメント1回戦で)日本がイングランドと対戦しなくてよかった」とツイッターでつぶやいた。

 元イングランド代表FWのアラン・シアラー氏(47)は「とくに後半はエンターテイメント性に溢れ、素晴らしかった。日本もよかったし、追い上げたベルギーも優れていた」と試合を褒めた。

 英BBC放送(電子版)では、視聴者が選ぶベルギー対日本戦の選手採点を掲載。得点を決めた乾貴士が8.41の高評価でMOMに輝いた。さらに、英紙デーリー・メールは、ベルギーの決勝点となったカウンターアタックが9.94秒の速さでゴールになったと報じた。

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