外国人候補断った!日本代表 西野監督後任は森保氏に一本化へ

2018年07月14日 05:30

サッカー

外国人候補断った!日本代表 西野監督後任は森保氏に一本化へ
20年東京五輪を目指すU―21日本代表監督を兼任する森保コーチ(左は手倉森コーチ) Photo By スポニチ
 日本サッカー協会が次期日本代表監督の候補を、20年東京五輪を目指すU―21日本代表監督を兼任する森保一コーチ(49)に一本化する方向で調整に入った。日本人路線の継続を理由に、複数の外国人監督からの売り込みを断ったことが13日までに判明。W杯ロシア大会を視察し、この日帰国した関塚隆技術委員長(57)は「契約はサインするまでは最後まで神経質というか、微妙なところなので、今はお話しできる段階ではない」と下交渉が進んでいることを示唆した。
 W杯で日本代表を16強に導いた西野朗監督(63)は今月限りで退任。後任の有力候補に元ドイツ代表のユルゲン・クリンスマン氏(53)が挙がっていたが、下交渉で決裂していた。技術委員には直接対話のできる日本人を推す声が強く、西野ジャパンを支えた森保コーチに就任を打診。並行して外国人監督の情報収集を進めていたが、20日の技術委員会を前に一本化する方針を固めたとみられる。

 次期監督は26日の理事会を経て決定する見通し。A代表とU―21日本代表を兼任する負担の大きさを懸念する指摘がある一方、東京五輪は予選が免除されるために可能との見方もある。専任プランも浮上する中、本人の意思を尊重した上で最終的な判断が下される可能性が高い。関塚技術委員長は「技術委員の方々の意見を聞いて、これからの4年間をどういう方向に持っていくのかも含めて進めていきたい」との方針を示した。

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