日本代表主将・麻也、誓う キルギス戦で“100戦”錬磨の完封劇
2019年11月14日 05:30
サッカー
ロシアW杯後に長谷部からキャプテンマークを受け継いだが、1月のアジア杯では「(準決勝の)イラン戦で凄く良いパフォーマンスをして“この流れでいけるだろう”という油断や隙みたいなものを僕自身も感じていた。それを律することができなかった」と主将としての経験不足に悩んだ。それでも、「クラブや代表でやっているようないつも通りのプレーを続けること。そうすれば選手は勝手についてくる。言葉よりもピッチで表現したい」と背中でチームを引っ張ることを決意。同じCBで24歳の畠中は「麻也君のプレー、振る舞いの全てが勉強になる」と吉田の存在を最高の教材としていることを明かした。
吉田にとってはAマッチ通算100試合出場に加え、W杯アジア予選33試合目となり、井原を抜いて単独3位となる。節目の一戦でキルギスを無失点に封じ込めば、今年のA代表の完封数は12試合となり、04、15年の年間11試合を更新する最多完封記録も懸かっている。「(格下との対戦が続く)こういう状況だからこそ自分たちを律してやっていきたい」。責任感が増した主将がキルギスを阻む壁になる。
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