Jリーグが実施した第1回PCR検査に関し、各クラブに結果を通達する段階で混乱が生じた。19日から3日間で行った検査数は56クラブの全選手、スタッフ、審判団など約3600件。その中には連絡の行き違いが原因でJ2北九州が急きょ、練習を取りやめるケースもあった。
リーグ側によると、検査途中で結果が確定していない被検者について「陰性と判断できない検体があった」とクラブ側に伝えたところ、陽性の疑いと誤解を招いたという。関係者は「陰性が確定したケースから先にお伝えしたことで各クラブにご心配をお掛けした」と釈明した。24日にも検査結果が正式に発表される予定だ。