メッシ バルサ首脳陣への不信感、バルベルデ監督の解任…退団要求に至った5つの理由

2020年08月26日 09:33

サッカー

メッシ バルサ首脳陣への不信感、バルベルデ監督の解任…退団要求に至った5つの理由
バルセロナFWメッシ(AP) Photo By AP
 退団の可能性が浮上していたスペイン1部バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)が、正式に退団の意志をクラブへ通告した。
 バルセロナは25日、AP通信にメッシから退団を求める文書を受け取ったことを認めた。

 これを受けて地元紙スポルトは、生え抜きのスーパースターが退団要求に至った5つの理由を伝えた。

 まず1つ目は、メッシが2014年に就任したバルトメウ会長ら現在のクラブ首脳を信頼していないこと。これまで契約は延長してきたが、クラブの経営方針、運営方針には賛同していなかったという。

 2つ目は、メッシが良好な関係を築いていたバルベルデ監督を、クラブが1月に解任したこと。また後任にセティエン監督を就任させたことも不信感を増幅させたという。

 3つ目は、チーム強化の失敗。ネイマールのパリSG移籍で得た移籍金は有効活用されず、選手補強で失敗を重ねてチームが弱体化したこと。

 4つ目は、8月の欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に2―8と大敗しプライドを傷付けられたこと。また、相棒であり友人でもあるウルグアイ代表FWスアレスが退団する可能性があること。

 5つ目は、クーマン新監督と会談したことを受けて、バルセロナ残留が今後タイトルを獲得し世界最高の選手であるための最良の選択肢ではないと判断したこと。残り少ない現役生活を無駄にしないために、新天地を求める決断をしたという。

 史上最多6度のバロンドール(世界最優秀選手)を獲得しているメッシは、2000年に13歳でバルセロナの下部組織入り。2004年に17歳でトップチームでデビューしてから通算16シーズンで公式戦731試合に出場し、クラブ歴代最多の634ゴールをマーク。10度のリーグ優勝、4度の欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇などクラブ歴代最多34タイトルを獲得してきた。

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