バルサ会長、辞任を否定 メッシが退団意思表明 サポーターは退任を要求

2020年08月26日 10:10

サッカー

バルサ会長、辞任を否定 メッシが退団意思表明 サポーターは退任を要求
バルセロナFWメッシ(AP) Photo By AP
 退団の可能性が浮上していたスペイン1部バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)が、正式に退団の意志をクラブへ通告した。
 バルセロナは25日、AP通信にメッシから退団を求める文書を受け取ったことを認めた。

 これを受けてSNSなどでは、メッシ退団を阻止するためにバルセロナのジョゼップ・バルトメウ会長(57)が辞任するとの憶測が流れていたが、同会長は25日、地元紙スポルトで辞任を否定した。次期会長選挙は来年3月に投票が行われる予定。

 バルトメウ会長は2014年に就任。昨季までクラブの収益を拡大させるど経営面で手腕を発揮してきた一方で、2月に”バルサゲート”と呼ばれるスキャンダルが浮上。IT企業を使った情報操作で次期会長候補、メッシらの悪評を広めたとの疑惑が報じられていた。また4月にはロウサウド、トンバス両副会長と4人の役員が一斉に辞任し、クラブ内の対立が表面化していた。

 バルセロナのサポーターは25日夜に本拠地カンプ・ノウ周辺に集まり、メッシ残留を望むとともに、バルトメウ会長の退任を要求した。
 

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