メッシ、違約金なし要求も バルサは移籍金求める方針 スペイン紙アス報道
2020年08月26日 11:58
サッカー
メッシ側は契約条項をもとに違約金(移籍金)なしでの移籍を要求しているが、スペイン紙アスはバルセロナ側はフリーでの移籍を認めず、最低でも2億2200万ユーロ(約280億円)の移籍金を求めていくとの見通しを報じた。この金額は、2017年にブラジル代表FWネイマール(28)がバルセロナからパリ・サンジェルマン(フランス)に移籍した際に支払われた違約金と同額で、サッカー史上最高額となっている
メッシ側は、契約に含まれている条項をもとに移籍金なしでの移籍を求めている。一方でクラブは、この条項の締め切りは6月10日のため、既に失効していると主張。契約は2021年6月まであと1シーズン残っていて、クラブは契約を解除する場合の違約金を7億ユーロ(約882億円)に設定している。ただし、7億ユーロを支払えるクラブは現実的に存在しないため、クラブは交渉に応じてメッシを少しでも高く売却し、コロナ禍で大きく落ち込んだ収益の穴埋めをしたい考えだ。
史上最多6度のバロンドール(世界最優秀選手)を獲得しているメッシは、2000年に13歳でバルセロナの下部組織入り。2004年に17歳でトップチームでデビューしてから通算16シーズンで公式戦731試合に出場し、クラブ歴代最多の634ゴールをマーク。10度のリーグ優勝、4度の欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇などクラブ歴代最多34タイトルを獲得してきた。
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