メッシ、バルサに文書で退団意思通告「最善の方法で受け入れられることを望む」母国メディアが写真公開
2020年08月26日 11:33
サッカー
文書の日付は25日で、バルトメウ会長らクラブ取締役会宛で「この文書を通じて、私、リオネル・アンドレス・メッシ・クッシッティーニは、契約条項24をもとに、雇用関係の解除を要求する」と通告。さらに「人間的、技術的に多くを学び、個人としてもプロとしても成長する機会が与えられたことに感謝する。個人的な理由でこの難しい結論に至ったが、クラブ経営陣に最善の方法で受け入れられることを望む」としている。
「契約条項24」は、メッシが希望する場合は2019~20年シーズン終了時に違約金なしで退団を認める内容と伝えられている。一方でクラブ側は、この条項の締め切りは6月10日のため、既に失効していると主張。契約は2021年6月まであと1シーズン残っていて、契約を解除する場合は違約金(移籍金)7億ユーロ(約882億円)が必要としており、クラブとメッシとの間で法廷闘争に発展する可能性が浮上している。
史上最多6度のバロンドール(世界最優秀選手)を獲得しているメッシは、2000年に13歳でバルセロナの下部組織入り。2004年に17歳でトップチームでデビューしてから通算16シーズンで公式戦731試合に出場し、クラブ歴代最多の634ゴールをマーク。10度のリーグ優勝、4度の欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇などクラブ歴代最多34タイトルを獲得してきた。
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