バルサ メッシ退団で150億円超コスト削減に…「財政的には大きな助け」と現地紙

2020年08月27日 18:05

サッカー

バルサ メッシ退団で150億円超コスト削減に…「財政的には大きな助け」と現地紙
バルセロナFWメッシ(AP) Photo By AP
 25日にスペイン1部バルセロナへ退団する意志を通達したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)が移籍した場合、クラブの経営的には150億円以上のコスト削減につながると、27日付のスペイン紙マルカ(電子版)が報じた。
 バルセロナがメッシに支払っている税引き前の年俸は9840万ユーロ(約123億円)と伝えられており、ボーナス等を含めると1億2000万ユーロ(約150億円)を超えるという。同紙は「監督にとってメッシを失うことは悪夢だが、バルセロナの財政的には大きな助けになる」と説明した。

 バルセロナは昨年9月、2018~19年の決算で総収入が過去最高の9億9000万ユーロ(約1238億円)だったと発表。また2019~20年の予算で総収入が10億4700万ユーロ(1309億円)になるとの見通しを示していた。しかし、新型コロナウイルスの影響による損失は予算の約3割にあたる約3億ユーロ(約375億円)と推定されており、クラブは大幅なコスト削減をすすめている。

 既に戦力外を通告されたFWスアレス、MFビダル、MFラキティッチ、DFウンティティ、そしてメッシを加えた5人が移籍した場合は、年俸、ボーナス等で総額2億2000万ユーロ(約275億円)のコスト削減になり、加えてそれぞれの移籍金も2020~21年度予算のプラスになるという。

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