メッシ退団問題 リーグ機構はバルサ側支持、違約金875億円払わなければ契約解除できず

2020年08月30日 21:51

サッカー

メッシ退団問題 リーグ機構はバルサ側支持、違約金875億円払わなければ契約解除できず
メッシ(AP) Photo By AP
 スペイン1部バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)が退団を求めてクラブと対立している問題で、スペインプロリーグ機構(LFP)は30日、バルセロナ側の立場を支持する見解を公式サイトで発表した。
 メッシは25日に正式な文書で退団する意思をクラブへ通達。2021年6月に満了する契約には、シーズン終了後にメッシが退団の意思を示せば違約金(7億ユーロ=約875億円)なしで移籍できるという条項が含まれており、その行使を求めていた。

 一方で、クラブ側は退団意思を示す締め切りは6月で、既に過ぎているため条項は無効と主張。退団は認めないと、真っ向から対立してきた。

 リーグはバルセロナ側の見解を支持。30日に発表したリリースで、メッシとバルセロナとの契約は現在も有効であること。よって契約に定められた違約金が支払われない場合は、リーグは移籍証明書は発行しないとしている。

 つまりメッシは2021年6月まではバルセロナの契約下にあり、7億ユーロという天文学的な違約金を満額を支払わなければ契約を解除できない。

 地元メディアによると、メッシは30日に行われたクラブのPCR検査を欠席し、31日からのチーム練習の参加も拒否。今回、リーグがクラブ側を支持する判断を受けて、どのような反応を示すか注目が集まりそうだ。
 

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