メッシ、バルサ残留の理由 クラブ側とこれ以上の法廷闘争望まず
2020年09月05日 01:04
サッカー
メッシは8月25日に正式な文書で退団する意思をクラブへ通達。2000年に下部組織入りしてから20年にわたって所属してきたバルセロナを去るという一大決心を、大騒動の末に取り下げるという結果となった。その主な理由について、地元紙スポルトも「メッシがバルセロナでのキャリアを法廷闘争の末に終えることを望まなかったため」と伝えた。
メッシとクラブは、2021年6月末まで残っている契約の付帯条項の解釈をめぐって、真っ向から対立してきた。メッシ側は、シーズン終了後に希望すれば違約金(7億ユーロ=約875億円)なしで契約を解除できるという条項の行使を求めた。
クラブ側は条項の行使期限が6月だったため無効と主張。メッシ側はコロナ禍でシーズン終了が8月にずれ込んだため有効と主張し、平行線をたどってきた。
メッシ側は話し合いで友好的な退団を求めたものの、クラブ側は退団を完全拒否した上で、移籍を前提とした交渉も拒否。スペイン・リーグは8月30日にクラブ側を支持するとの見解を発表していた。
地元メディアでは、メッシ側がFIFA(国際サッカー連盟)、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する可能性も浮上していたが、メッシ本人がこれ以上のクラブとのトラブルを望まず収束に至った。
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