バルセロナのソシオ(会員)による会長選挙が7日に行われ、得票率54・28%のジョアン・ラポルタ元会長(58)が他候補2人に大差をつけて当選した。バルトメウ前会長が情報操作疑惑やメッシとの確執などで昨年10月に辞職。会長不在が続いていた。
ラポルタ氏は03~10年の前回在任時にロナウジーニョ獲得や下部組織からのメッシ昇格、グアルディオラ監督の起用などで黄金時代に扉を開いた人物。当選が決まり「メッシも投票に訪れたことはクラブを愛している証拠。彼が残ってくれると願っている」と今季終了後に契約が切れるエースにクラブ残留を働きかけていくことを誓った。