鳥栖 今季地元で初黒星 金明輝監督「一発で決めきれる個に屈した」

2021年04月15日 05:30

サッカー

鳥栖 今季地元で初黒星 金明輝監督「一発で決めきれる個に屈した」
G大阪に敗れた鳥栖イレブン Photo By 共同
 【明治安田生命J1第18節   鳥栖0―1G大阪 ( 2021年4月14日    駅スタ )】 今季ホームでは5試合無失点で4勝1分けの強さを誇っていた鳥栖だったが、守備で一瞬の隙を突かれ、地元サポーターの前で初黒星を喫した。
 前半は今季の好調を支える堅守が光っていた。個の能力にたける相手の宇佐美、パトリックらに決定的な仕事をさせない。0―0で迎えた後半も粘り強く対処したが…。同23分にゴール前の宇佐美に距離のあるパスをつながれ今季ホーム初失点を許し、これが決勝点になった。

 金明輝監督は「選手たちはハードワークをしっかりして、プラン通り試合を進めてくれた」と振り返った。思惑通りに運んでいただけに悔しさは募る。ボールを保持して試合の主導権を握り、相手陣で試合を進めていた中での痛恨の失点。指揮官は「一発で決めきれる個に屈した」と振り返るしかなかった。後半は6本のシュートを放ったがゴールが遠かった。相手のシュートはわずか2本。決定力の差が勝敗を左右する形となった。

 先発出場したMF本田は前節で強烈なミドルシュートを決めたがこの日は不発で「最後の質の部分」と反省した。次節は中3日で今季無敗の名古屋戦。本田は「連敗してはいけない。相手は好調だが、自分たちのサッカーを自信を持ってやっていい結果につなげたい」と前を向いた。

おすすめテーマ

2021年04月15日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム