川崎F 東京五輪世代・遠野の先制弾で開幕11戦無敗!

2021年04月15日 05:30

サッカー

川崎F 東京五輪世代・遠野の先制弾で開幕11戦無敗!
<川崎F・福岡>前半19分、川崎F・遠野⑲が先制ゴールを決める(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1第19節第1日   川崎F3―1福岡 ( 2021年4月14日    等々力 )】 明治安田生命Jリーグは14日に各地で4試合が行われ、連覇を狙う川崎Fがホームで福岡を3―1で破り5連勝。開幕11戦無敗で昨季マークしたクラブ記録に並んだ。東京五輪世代のFW遠野大弥(22)が前半19分の先制点を含む1得点1アシストの活躍。試合終了間際には日本代表DF山根視来(27)が今季初得点となるダメ押し弾を決めた。
  東京五輪100日前のこの日、輝きを放ったのが五輪世代の遠野だった。まずは前半19分。右CKのこぼれ球を拾い、右足で今季3点目となる先制弾を決めた。さらに1―1の後半10分には左足を振り抜き、知念の決勝弾をアシスト。プロ1年目の昨季に期限付きでプレーした古巣相手に活躍し「成長した姿を(福岡の)サポーターにも見せられて良かった」と喜んだ。

 これまで年代別の日本代表さえ経験がないまさに“無印”ストライカー。それでも昨季急成長を遂げ、王者の一員となった今季もその勢いはとどまるところを知らない。両足から放たれる正確なシュート、抜群のスピード。競争が激しいチームでも存在感が増してきた。弥生の3月生まれで、大きく育ってほしいという思いが込められた「大弥」という名前。川崎Fでは、わずか数カ月でまた一段と大きくなった。

 「試合を重ねるにつれ良くなっているので、もっともっとチームに貢献したい」と遠野。さらなる成長の先には、もしかしたら大きなサプライズが待っているかもしれない。

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