コロナ禍に揺れた柏が、江坂の今季初ゴールで連勝

2021年04月17日 21:27

サッカー

コロナ禍に揺れた柏が、江坂の今季初ゴールで連勝
<柏・大分>先制ゴールの江坂(左) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1リーグ第10節   柏1-0大分 ( 昭和電工ドーム )】 柏の日本代表FW江坂任(28)が待望の今季初ゴール。チームに2連勝をもたらした。後半8分、神谷の蹴ったPKはGKにはじかれたものの「(神谷)優太の蹴るタイミングが分かっていたので、そこに合わせてうまく入れた」と、いち早く反応。わざとペナルティーラインから少し距離をとることで、勢いを保ちつつ巧みにタイミングを合わせた。
 チームにコロナ感染者が出た中、クリスティアーノら前節からスタメン3人を入れ替えて臨んだ一戦。「チャンスを与えられた選手が与えられた役割を果たしながらチームとして一つになれた」と、エースは手応えをあらわにした。

 7試合ぶりの先発出場となったDF川口も「一人一人が声をかけながら、やるべきことをこなせた分、完璧に崩されなかった」と、無失点勝利を喜ぶ。最大のピンチを迎えた試合終了間際のPKはGK金承奎(キムスンギュ)がファインセーブ。DFラインの裏を狙うロングボールに対し、自ら出てきてヘディングで処理する積極性も見られた。チーム力で接戦を制し、ネルシーニョ監督は「勝ち点6以上の価値のある勝利」とうなずいた。

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