福岡 6戦ぶりの白星 ブルーノ・メンデス 待望の移籍後初ゴール

2021年04月18日 05:30

サッカー

福岡 6戦ぶりの白星 ブルーノ・メンデス 待望の移籍後初ゴール
<J1、福岡・FC東京>後半13分、先制ゴールを決めた、福岡・ブルーノ メンデス(中央)=撮影・中村達也 Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1第10節   福岡1―0FC東京 ( 2021年4月17日    ベススタ )】 待ってました!今季11試合目で生まれた移籍後初ゴール。VARで得点が確定すると、福岡のブルーノ・メンデスはピッチにひざまづき、両手を突き上げて空を見上げた。
 「チームの勝利につながって素直にうれしい。こぼれ球が来るだろうというところにポジショニングを取ることが大事だった」
 ストライカーの嗅覚だ。0―0の後半13分、セットプレー後のゴール前の密集から田辺が放ったシュートを右足で押し込んだ。この試合で初めてと言っていい決定機に、一発で仕留めた。

 得点に課題があるチームに大きな期待を背負って加入。ただ、ケガもあり第5節から5試合欠場するなど、ここまで本来の力を発揮できず「FWとして点を取りたい気持ちはあった」。ようやくホームの観客に待望の得点シーンを披露し「このゴールを機にもっとチームの勝利に貢献できればうれしい」とここからの爆発を誓った。

 入国が遅れていた新戦力の元ベルギーU―19代表のジョルディ・クルークスが後半33分から初出場を果たし、右サイドで存在感を発揮した。開幕戦で負傷離脱していた杉本も先発復帰を果たした。長谷部茂利監督も「選手が非常によくやってくれた」と相手の猛攻を全員でしのぎ、1点を守り抜いた内容に合格点。「ブルーノが初得点。ジョルディが初出場。いい“初”を繰り返していたい」と力を込めた。

 チームに明るい材料がそろってきた中でもぎ取った6戦ぶりの白星。ここからまた、新たなステージが幕を開ける。

おすすめテーマ

2021年04月18日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム