新潟・長谷川元 名古屋討ちへ闘志 18日敵地で代替試合 J1初ゴールを決めた相手に自然体で勝負
2024年09月18日 08:30
サッカー
それもそのはず。前所属のJ2甲府では、10番を背負った昨季に7ゴール、6アシストを挙げるなど、21年のプロ入りからゴールとアシストを合わせて3年連続で10ゴール以上に直接関わってきた。その実績があるだけに「情けないという気持ちが一番に来る」と話す。
考えすぎることが多くなっていた時、母から電話がかかってきた。「もっと口角を上げてサッカーしなさい」。以前は試合前に毎回連絡が来ていたがここ最近はなく、ずっと表情を観察されていたという。16日に1時間ほど話した際に言われ、まさにその通りでドキッとした。「確かに最近ムスッとしてやっていた。自分が楽しくないと見ている人も楽しくない」と、サッカーを楽しむという根本を忘れていたことに気づかされた。
キープ力と確かなテクニックを武器に、相手の意表を突くパスや裏を取るプレーが真骨頂。シーズンも終盤になり「チームのやり方が染みついてきた」とフィットもしていて、あとはどう持ち味を発揮していくかだ。
J1初ゴールを奪った名古屋には「いいイメージがある」と言い、調子を上げるきっかけをつかむには絶好の相手だ。ただ、ゴールやアシストを意識しすぎてはいない。「(数字が)プレッシャーにならないように自分らしく力を抜いてやりたい。自分の良さが出る時はチームも調子がいいし、かなり楽しくやっている。楽しくやりたい」。自然体でプレーした先に結果はついてくる。(西巻 賢介)
名古屋は11勝4分け14敗で現在14位。セットプレーから15得点はリーグ5位タイ。シュート数はリーグ最少。ドリブル数、キャリー(ボールを持って直線距離20メートル以上を移動したキープ)数も最少で、一人がボールを持つ時間を短くして手数をかけずに攻め、少ないチャンスを昨季得点ランク3位のFWユンカーらがゴールを狙ってくる。
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