京都 「豊川弾」で天皇杯2大会ぶりの4強 02年度大会以来の頂点も見えてきた

2024年09月19日 07:00

サッカー

京都 「豊川弾」で天皇杯2大会ぶりの4強 02年度大会以来の頂点も見えてきた
<天皇杯 千葉・京都>ポーズを決める京都・豊川(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【天皇杯 準々決勝   京都3ー0千葉 ( 2024年9月18日    フクアリ )】 J1京都は3―0でJ2千葉を下し、2大会ぶりの4強進出を決めた。前半11分にFW豊川雄太(30)が先制ゴールを決めるなど攻守で圧倒。鹿島―神戸の勝者と、10月27日に予定されている準決勝で対戦する。
 スコア以上の完勝だった。J2千葉に3発を浴びせ、2大会ぶり4強。火付け役は今月9日に30歳になったFW豊川だ。「チームとして早い時間に勢いづけるゴールを狙っていた」と胸を張った。

 前半11分。FWトゥーリオとのコンビネーションから最後は執念のスライディングシュートでネットを揺らした。6月26日のリーグ柏戦で靱帯(じんたい)を痛め離脱。13日の横浜戦で戦列復帰したばかりだった。「コンディション的にはまだまだ」と話すようにフル出場は難しいが、気持ちでカバーした。

 主導権を握ると後半4分にはトゥーリオが追加点を挙げ、同40分にはMF平戸がトドメの一撃を突き刺した。守備陣は集中力を切らさず、シュート3本に抑えて無失点。直近リーグ戦10試合7勝2分け1敗の実力を見せつけた。頂点まであと2勝。02年度大会以来クラブ二つ目のタイトルは夢物語ではない。

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