2大会連続準Vのヤングなでしこ 狩野監督「受け身になる場面が多かった」北朝鮮にリベンジならず

2024年09月23日 09:41

サッカー

2大会連続準Vのヤングなでしこ 狩野監督「受け身になる場面が多かった」北朝鮮にリベンジならず
試合後、スタンドに手を振る柏村(右)らU-20女子日本代表の選手たち(AP) Photo By AP
 【U―20女子W杯 決勝   日本 0―1 北朝鮮 ( 2024年9月22日    コロンビア・ボゴタ )】 サッカーのU―20女子W杯コロンビア大会は22日(日本時間23日)に決勝が行われ、2大会ぶりの優勝を目指した日本は北朝鮮に0―1で敗戦。22年コスタリカ大会に続き、2大会連続の準優勝に終わった。
 北朝鮮の強度に屈した。激しいプレスに自慢のパスワークが寸断され、効果的な攻撃を繰り出せない。枠内シュートはわずか1本。前半15分に奪われた先制点が最後まで重くのしかかった。狩野倫久監督は「前半は堅く入ったことで受け身になる場面が多く、劣勢になったところで失点した。最後はシステムを変えたり前線に人を送り込んで流れを変えようとしたが、うまくいかなかった。敗戦となり悔しく思う」と振り返った。

 1次リーグを3戦全勝で突破し、準々決勝では前回決勝で敗れたスペインを撃破。3大会連続で決勝まで勝ち進んだが、3月のU―20アジア杯で2度敗れた北朝鮮相手にリベンジは果たせなかった。指揮官は「圧力やプレッシングに対応するフィジカル的な部分は必要だが、我々は技術と判断に課題が見えたことが失点にもつながった」と敗因を分析。「女子代表にとってこの大会は重要な成長過程。大会で出た課題を日本女子サッカー全体で議論して追求していきたい」と語った。

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