神戸MF汰木康也が完全復活のフル出場「最後はゾンビ状態でしたが、個人的に大きい」2点目も演出

2024年09月25日 23:55

サッカー

 【天皇杯準々決勝   神戸3―0鹿島 ( 2024年9月25日    ノエスタ )】 前試合のリーグ新潟戦からスタメン総取っ替えした神戸は、ポジティブな要素が多い試合になった。“ガチメン”鹿島に3発圧勝はもちろん、その一つがMF汰木康也のフル出場。ヌルッとしたドリブルに加え、2点目につながるクロスなど勝利に貢献した。
 鎖骨骨折や膝の不調で5月22日の天皇杯J3富山戦以降、約3カ月間離脱。フル出場自体、今季公式戦初めてで「最後はゾンビ状態でしたが、スタートから出られる状態になっているのは個人的にも大きい。前向きな試合だった」と笑った。

 「こっちがメンバーを落としたというのではない」とプライドも口にした。「間、間で受けてテンポを出していくサッカーができた。チームとしても大きな武器になる」と戦い方の幅の拡がりに手応え。特に左サイドでMF森岡亮太と連係を見せ「アンドレス以来、目が合ってプレーできる選手。もう少し互いの感覚を理解し合えれば良い」とアンドレス・イニエスタの名前を挙げつつ、今後さらに磨きを掛けていくことを見据えた。

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