バルセロナ 守護神長期離脱で元ポーランド代表GKシュチェスニーと接触 今夏現役引退も白羽の矢

2024年09月25日 03:00

サッカー

バルセロナ 守護神長期離脱で元ポーランド代表GKシュチェスニーと接触 今夏現役引退も白羽の矢
元ポーランド代表GKシュチェスニー(ロイター)
 スペイン1部首位のバルセロナはドイツ代表GKテアシュテーゲン(32)が長期離脱となったことを受け、今夏に現役引退を発表した元ポーランド代表GKシュチェスニー(34)獲得へ代理人に接触したとスペイン紙スポルト(電子版)が24日に報じた。
 テアシュテーゲンは22日のビジャレアル戦、前半アディショナルタイムに負傷交代。その後、右膝の膝蓋腱(しつがいけん)を断裂したと発表。複数のスペインメディアで約8カ月の離脱で今季絶望になったと報じられた。

 フリック監督はGKの補強について「イニャキはプレシーズンでも非常に好調だ。彼はここに来るために非常に努力してきた。集中してプレーの準備をしている。現時点では、私たちはプレッシャーを感じていませんし、イニャキを信頼しています」とコメント。第2GKのイニャキ・ペーニャに期待を寄せた。

 それでもスポルト紙は「バルセロナがテアシュテーゲンの後任候補としてポーランド人GKと接触した」と報道。シュチェスニーは今年8月にユベントスとの契約を解除し現役引退を決断しているが「彼は実績のあるGKであり、34歳という年齢も他の候補者たちよりもかなり若い。フリック監督も彼を気に入っている。そして同じポーランド代表FWレバンドフスキとの関係も大きな武器となり、親しい友人として現役復帰する説得を全力でしてくれるはずだ」と説明した。

 一方で「1度引退を決断した選手を再びピッチに戻すのは非常に困難であると推測される」とも報道。もしシュチェスニー獲得が失敗した場合は、元コスタリカ代表GKケイラー・ナバス(37)が代役候補となるとし「このコスタリカ人はチームを探しており、問題なくきてくれるだろう」と伝えた。

 バルセロナの動向については世界の移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者も自身の公式Xで「シュチェスニーの代理人がバルセロナから獲得の可能性について打診を受けたもよう」と報告していた。

おすすめテーマ

サッカーの2024年09月25日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム