新潟・松田 27日アウェー川崎F戦出場へ意欲 新走法で癖修正
2024年09月26日 04:00
サッカー
しかしリハビリ期間中の約3週間も無駄にはしなかった。「痛い中で走っていたので走り方に悪い癖があった」とフォームの見直しに着手。股関節の可動域を意識し、以前より脚を上げる感覚の走り方を身につけた。「走っている時に窮屈感があったが、それをしっかり改善できた」と成長を実感する。
右サイドハーフは、脚に筋肉系の痛みを抱えるMFダニーロ・ゴメスがリハビリ中だが、左太腿直筋損傷で離脱していたFW小見が24日に全体練習に合流。MF高木、FW太田を含めてタイプの違う選手たちが激しい競争を繰り広げるが、それこそレベルアップのために求めているものだ。
「戻ってもチームの力になれなかったら、戻ってきて良かったとはならない。ここからのプレーの質が順位に響いてくる。大事な試合が続くが、そこで選手も成長するので絡んでいきたい」。シーズン終盤のヒリヒリとした戦いで、左右両足を自在に使える快足ウインガーがチームに勢いをもたらす。(西巻 賢介)