東京都、まん延防止措置要請 新型コロナ感染状況悪化 「第3波超え」有識者懸念

2021年04月08日 14:23

社会

東京都、まん延防止措置要請 新型コロナ感染状況悪化 「第3波超え」有識者懸念
新型コロナウイルスに関する東京都のモニタリング会議に臨む小池百合子知事(手前左) Photo By 共同
 東京都の小池百合子知事は8日午後に開かれた新型コロナウイルスのモニタリング会議後、感染状況の悪化を受け、改正特別措置法に基づくまん延防止等重点措置を政府に要請したと明らかにした。5月の大型連休を控え、関西圏での変異株拡大などを踏まえて長距離の移動自粛要請などを求め、人出の抑制策を図りたい考え。

 会議に参加した国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長は人出の影響や変異株の増加傾向を指摘し「新規感染者が爆発的に増えて第3波を超える事態が懸念され、直ちに対策を講じる必要がある」と述べた。

 飲食店に対する営業時間短縮要請は首都圏の緊急事態宣言が3月21日を期限に解除された後、閉店時間が午後9時に緩和されたが、重点措置に伴って23区内と多摩地域の一部で再び午後8時とする案も浮上している。

 午後9時閉店の時短要請を都と同様に今月21日まで続ける埼玉、千葉、神奈川の首都圏3県と重点措置の対応でも連携するかどうかは今後協議する。千葉県の熊谷俊人知事は8日午前の定例記者会見で「現時点の感染状況では要請する段階にはないが、東京都で拡大しつつあり、予断を持たず状況を見て対応したい」と述べた。

 都内では7日に今年の緊急事態宣言解除後で最多となる555人の新規感染者が報告された。小池氏は首都圏より3週間早く宣言が解除された関西圏での感染者急増に危機感を示し、早期の対応が必要との見解を示している。

 宣言解除後は主要駅や繁華街で夜間の人出が急増。都内は感染者数の増加傾向が続き、7日に直近7日間の平均が再び400人台へ上昇した。
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