知床遊覧船事故 130年払い和解案にSNS批判「遺族おちょくってる」「住宅ローンでももうちょい」
2023年11月16日 15:18
社会
この事故をめぐっては、甲板員の遺族が昨年、運行会社と桂田精一社長を相手取り、約1億1900万円の支払いを求める民事訴訟を起こした。被告側は、原告側に総額8000万円を月5万円ずつ払う和解案を提示したことが、複数メディアに報じられた。
和解案通りであれば、月60万円の支払いが生じる計算で、支払いが完了するまで130年という常軌を逸した提案になる。それだけに、SNSには「和解金を支払う方も、受け取る方も、途中でみんな死んでしまうよ」「130年じゃ裁判所も和解案としては認めないだろうな」「130年払いって、支払う気持ちがなさすぎるよ」「遺族をおちょくってるよね」「住宅ローンでももうちょい頑張るぞ」と、厳しい声が相次いだ。
また「死んだあとの支払いは誰がする計画になってるんだろ?」と、130年払いの責任の所在についても疑問の声が上がっていた。