東北新幹線 走行中に連結外れ緊急停車 300人超乗車もケガ人はなし

2024年09月20日 04:44

社会

東北新幹線 走行中に連結外れ緊急停車 300人超乗車もケガ人はなし
東北新幹線の古川―仙台間で走行中に車両の連結が外れ、緊急停車した車両(SYOTYOU3提供) Photo By 共同
 東北新幹線の上り「はやぶさ6号・こまち6号」が19日午前8時10分ごろ、古川(宮城県大崎市)―仙台間を走行中に「はやぶさ」と「こまち」の連結が外れ、突然停車した。JR東日本によると新幹線の連結が走行中に外れたのは初。車両の脱線はなかった。
 はやぶさ(10両)には約200人、こまち(7両)には約120人が乗車。ケガ人や体調不良者はいなかった。車両は点検後、午前11時30分過ぎに速度を落として仙台駅へ向かい、乗客を降ろした。乗客からは「こんなことは初めて」と驚きの声が上がった。

 JR東は車両点検のため東京―新青森間の上下線で運転を見合わせ。午後1時10分ごろに全線で運転再開したが、上下72本が運休し、約4万5000人に影響が出た。

 こまち6号は午前6時9分に秋田駅を出発、午前7時30分過ぎに盛岡駅ではやぶさ6号と連結して東京駅に向かった。現場は古川駅から東京方面に6キロの地点。JR東は19日、原因究明のため車両を仙台駅近くの基地に運び、調査している。

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