小泉進次郎氏 父・純一郎氏のように…総裁選再出馬問われ慎重「今から次に言及するのは控えたい」
2024年09月27日 16:05
社会
総裁選後には「結果がすべて。その結果において、私に足りないことがあったことは事実でしょう」と、力不足を認めた。「しかしチームは最高でしたね。そのチームのおかげで、こうやって堂々と戦うことができました。その思いをこれから、支えて下さった皆さんに返していきたい」と、周囲の支えに対する感謝を口に。あらためて敗因について聞かれると、「よく分析したいと思います。ただチームは最高でしたから、敗因があるとしたら私の中で足りないものがあったと思います」と述べた。
石破新総裁にはエールを送った。「石破新総裁におかれては、議員、党員の皆さんの支持で新たな新総裁に選ばれたわけですから、チーム一丸となって、自民党はこの後、大きな勝負が待っていますから、私は自分ができることをしっかり実行して支えていきたい」と断言。晴れやかな表情で“ノーサイド”を強調した。
父の小泉純一郎元首相も、総裁選には落選経験がある。そこから再挑戦で総裁、首相の座に就いた。父と同じように、将来の再出馬について聞かれた小泉氏は「1回目、ダメだったから次があるとかいう思いじゃなくて、目の前のことを全力でやる。その結果を受け止めて次に進んでいく。今から次に言及するのは控えたい」と話すにとどめた。
小泉氏は企業の解雇規制の見直し、選択的夫婦別姓、ライドシェアの全国拡大など、リベラルな視点で独自の政策を掲げ、選挙戦に臨んだ。