小泉進次郎氏 父・純一郎氏のように…総裁選再出馬問われ慎重「今から次に言及するのは控えたい」

2024年09月27日 16:05

社会

小泉進次郎氏 父・純一郎氏のように…総裁選再出馬問われ慎重「今から次に言及するのは控えたい」
小泉進次郎氏 Photo By スポニチ
 第28代自民党総裁を選ぶ総裁選が27日、都内の自民党本部で投開票され、決選投票に進めず3位だった小泉進次郎元環境相(43)が総裁選後、取材に応じた。
 1回目の投票では党員・党友算定表が61票合計135票と伸びず、高市早苗経済安保担当相(181票)石破茂元幹事長(154票)に続く3位。決選投票に進むことはできず落選した。

 総裁選後には「結果がすべて。その結果において、私に足りないことがあったことは事実でしょう」と、力不足を認めた。「しかしチームは最高でしたね。そのチームのおかげで、こうやって堂々と戦うことができました。その思いをこれから、支えて下さった皆さんに返していきたい」と、周囲の支えに対する感謝を口に。あらためて敗因について聞かれると、「よく分析したいと思います。ただチームは最高でしたから、敗因があるとしたら私の中で足りないものがあったと思います」と述べた。

 石破新総裁にはエールを送った。「石破新総裁におかれては、議員、党員の皆さんの支持で新たな新総裁に選ばれたわけですから、チーム一丸となって、自民党はこの後、大きな勝負が待っていますから、私は自分ができることをしっかり実行して支えていきたい」と断言。晴れやかな表情で“ノーサイド”を強調した。

 父の小泉純一郎元首相も、総裁選には落選経験がある。そこから再挑戦で総裁、首相の座に就いた。父と同じように、将来の再出馬について聞かれた小泉氏は「1回目、ダメだったから次があるとかいう思いじゃなくて、目の前のことを全力でやる。その結果を受け止めて次に進んでいく。今から次に言及するのは控えたい」と話すにとどめた。

 小泉氏は企業の解雇規制の見直し、選択的夫婦別姓、ライドシェアの全国拡大など、リベラルな視点で独自の政策を掲げ、選挙戦に臨んだ。

おすすめテーマ

社会の2024年09月27日のニュース

特集

社会のランキング

【楽天】オススメアイテム