石破茂首相誕生へ ファーストレディー佳子夫人は目に涙浮かべ歓喜「わあ!という感じに」

2024年09月27日 17:49

社会

石破茂首相誕生へ ファーストレディー佳子夫人は目に涙浮かべ歓喜「わあ!という感じに」
自民党総裁選後に開かれた両院議員総会で、高市早苗氏と握手する石破茂新総裁(中央) Photo By 共同
 自民党は27日、総裁選の投開票を行った。石破茂元幹事長(67)が過去最多の9人が立候補する大混戦を制し、第28代総裁を選出された。
 高市早苗経済安全保障担当相(63)、小泉進次郎元環境相(43)による三つどもえの争いとなり、1回目の投票で過半数を獲得した候補はなく、石破氏と高市氏による上位2人の決選投票となった。

 石破首相誕生で、ファーストレディーとなるのは佳子(よしこ)夫人は、この日の決選投票のもようを石破氏の地元・鳥取市の事務所で見守った。緊張した面持ちで両手を組みながらも、石破氏が新総裁に決まると、関係者と目に涙を浮かべて万歳三唱。「決選投票でまさかこういうふうに、(1回目の)2位だったのが総裁に選ばれるとは思わず、わあ!という感じになりました」と、喜びを表現した。

 佳子夫人はどんな人なのか?石破氏と佳子夫人は慶大法学部の同級生。学生時代は友人関係だったが、石破氏が卒業時に「結婚を前提に交際してください」と告白。しかし、佳子夫人はお断り。当時について、佳子夫人はスポニチ本紙の取材に「まだ若くて結婚が考えられなかった。ちょっと重かった」と振り返っている。数年後に再会したことがきっかけでゴールインした。

 石破氏にとって佳子夫人は“名プロデューサー”。選挙区の鳥取県では「石破さんが選挙に強いのは半分以上が奥さんのおかげ」と評される。清楚な外見、明るい口調に加えて、どんなことでも「教えていただいてありがとうございます」と頭を下げる腰の低さが好感を持たれている。

 夫のプロデュースも手掛ける。眼鏡をかけることも増え、表情が和らいだといわれるが、そのアドバイスも佳子夫人だった。ある時、夫が眼鏡を忘れてテレビ出演。佳子さんは「眼鏡とっても似合うから、持っていたらかけて」とすかさずメールを送った。

 本紙インタビューで撮影した石破氏のサングラス姿の写真を見て「素敵!」と絶賛。石破氏の戦うモチベーションは、佳子さんの褒め上手が生み出しているようだ。

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