熊野本宮温泉郷 感謝の「献湯祭」 “一番湯”を本殿前の大たるに注入 2024年09月29日 04:46 社会 熊野本宮大社の「献湯祭」で本殿前の大だるに温泉を注ぎ入れる宿泊施設の代表者ら Photo By 共同 和歌山県田辺市の世界遺産・熊野本宮大社で28日、神前に温泉の湯を供えて自然の恵みに感謝し、熊野本宮温泉郷の発展を願う「献湯祭」が行われた。 宿泊施設の代表者らがこの日、泉源からくんだ「一番湯」を本殿前に置かれた大だるに注ぎ入れて業界の繁栄を祈願した。 地元観光協会の会長名渕敬さん(60)は「紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産に登録されて20年。熊野古道を歩いて熊野三山にお参りいただき、温泉につかって疲れを癒やしてもらいたい」と話した。