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美宇 8強残った「凄く調子いい」 高1トリオみま&ひな敗北も

2017年01月21日 05:30

卓球

美宇 8強残った「凄く調子いい」 高1トリオみま&ひな敗北も
<全日本卓球選手権・5日目>5回戦で強烈なスマッシュを放つ平野美宇 Photo By スポニチ
 【卓球全日本選手権女子シングルス6回戦   平野4―0前田 ( 2017年1月20日    東京体育館 )】 女子シングルスで昨年準優勝の平野美宇(16=エリートアカデミー)が5、6回戦をストレート勝ちして8強入りした。リオデジャネイロ五輪女子団体銅メダルで高1トリオの伊藤美誠(16=スターツ)、早田ひな(16=希望が丘高)はいずれも5回戦で敗れた。男子シングルスは9度目の優勝を狙う水谷隼(27=ビーコンラボ)が危なげなく準々決勝に進出した。
 2000年に生まれたすご腕の勢いが止まらない。平野が5、6回戦をストレート勝ち。初戦の4回戦から1ゲームも落とさず8強入りした。6回戦は混合ダブルスで優勝した20歳の前田を4ゲームともに6点以内に抑えた。

 「今日は2試合ともいい試合ができて凄く自信になりました。こういうこと(3戦ストレート勝ち)はなかなかない。凄く調子いいと思う」

 好調の要因は“肉体改造”にある。昨年4月に高校生になり、未着手だった筋トレを始めた。1日1時間を週3回。スクワットの重量は最大35キロ。女子高生らしいか弱い数値ながら、開始から1年近く経過し、確実に身になっている。「足腰が安定して強いボールが打てている」。

 昨年12月の世界ジュニア選手権女子団体を一緒に制した伊藤、早田がこの日、姿を消した。高1トリオの最後の砦(とりで)として、昨年の準優勝超えに期待がかかる。21日は準々決勝。圧勝続きでも16歳9カ月の卓球少女に緩みはない。「まだ3試合しかしていない。ここからさらに(相手が)強くなる」。ミレニアム(2000年)の星にふさわしい勲章は、佐藤利香の17歳1カ月を抜く史上最年少優勝だ。

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