稀勢ミラクルVにデーモン閣下「不運を哀れんだ自分を恥じた」

2017年03月27日 09:20

芸能

稀勢ミラクルVにデーモン閣下「不運を哀れんだ自分を恥じた」
デーモン閣下 Photo By スポニチ
 大相撲春場所で、左肩を負傷しながら強行出場を続け、奇跡の逆転優勝を果たした新横綱稀勢の里(30)に、デーモン閣下ら芸能界の好角家たちからも驚きと称賛の声が上がった。
) NHKの相撲中継に出演するなど、芸能界一の相撲通として知られるデーモン閣下は「率直に“おお、凄い!”と思った」と称えた。

 勝負弱かった大関時代と異なる風格あふれる相撲を初日から目の当たりにし独走Vを確信していたが、13日目の取組で左肩を負傷した際「せっかくいい相撲を取り続けていたのになんてかわいそうにと、彼の不運を哀れんでしまった」と振り返る。

 しかし千秋楽で照ノ富士との直接対決、決定戦を連勝した気迫に「何と立派な横綱となったことだと感銘を受けるとともに、不運を哀れんだ自分を恥じた」と脱帽。

 「初日から既に立派であったが、アクシデントさえ強さに変換できるほど、この短期間で著しく成長していたと言える。手放しで称賛したい」と最大級の賛辞を贈った。

 “相撲好き女子”「スー女」で、稀勢の里ファンの山根千佳(21)は都内で仕事のかたわら決定戦をテレビ観戦し、「優勝の瞬間、泣きました。先代の師匠、隆の里さんが横綱になって最初の場所で優勝したので、それに対する気持ちが強かったのだと思います」と興奮気味に分析した。負傷した13日目は現地で観戦しており「元々ケガをしない方。なぜ相撲の神様は試練を与えるのだろう、と悔しかった」とした。

 「今日は会場全体が稀勢の里関に味方していたと思います」と話す一方で、「照ノ富士関もケガをしているところを狙うことをせず、しっかりと受け止める相撲をされていたので、本当に感動しました」と、ライバルのフェアな戦いぶりにも拍手を送った。

おすすめテーマ

2017年03月27日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム