錦織4強止まり 1―2敗退も「体は問題ない」

2017年05月27日 05:30

テニス

錦織4強止まり 1―2敗退も「体は問題ない」
ズベレフに敗れた錦織(AP) Photo By AP
 男子テニスのジュネーブ・オープンは26日、ジュネーブで行われ、世界ランキング9位の錦織圭(27=日清食品)は準決勝で世界33位のミーシャ・ズベレフ(29=ドイツ)に4―6、6―3、3―6で敗れた。実戦機会を求めて緊急参戦した大会は4強止まりに終わった。28日に開幕する全仏オープンの組み合わせが発表され、錦織は1回戦でランク外のタナシ・コッキナキス(21=オーストラリア)との対戦が決まった。
 腹立ち紛れにアウトになったボールを思い切り場外までかっ飛ばした。主審から警告、マッチポイントを握られて0―40。その前のゲームでは2本のマッチポイントをしのいだ錦織だったが、ここが限界だった。初対戦の相手に対し「序盤はサーブが読めなかったし、攻撃的なテニスでうまくプレーされた」と攻略法を見いだせないまま終わった。それでも急きょ参戦を決めた今大会について「昨日も今日も3セット戦えた。少しずつ試合勘は良くなっている」と収穫を語った。

 右手首のケガの影響もあり、ここまで欧州クレーシーズンは2大会4試合しか戦えなかった。今大会は準々決勝の劇的な逆転勝ちを含めて3試合をこなすことができた。「手首はまだ不安もあるが体は問題ない」と突貫工事を終え、パリへ向かう準備はなんとか整った。

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