竹田氏、東京五輪まで任期 IOC委員の定年延長

2017年09月16日 07:11

五輪

 国際オリンピック委員会(IOC)は15日、総会最終日の審議を行い、日本でただ一人のIOC委員である日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(69)について、原則70歳の定年を延長し、任期を2020年東京五輪までとすることを決めた。
 12年にIOC委員に就任した竹田氏は11月で70歳となり、定年延長がなければ年末で退任するはずだった。竹田氏は「東京五輪があり、日本人の委員が1人ということで支援をいただいた。責任の重さを感じている」と述べた。

 東京五輪の準備状況を監督する調整委員長のコーツ氏(オーストラリア)ら16人のIOC委員が再任された。コーツ氏は任期満了で副会長からは退き、後任に元副会長のデフランツ理事(米国)が就いた。理事にはオズワルド委員(スイス)が復帰し、ミッチェル委員(フィジー)ホベルツ委員(アルバ)も選出された。新委員は国際ボート連盟のロラン会長(フランス)ら8人。

 1994年リレハンメル冬季五輪の大会組織委員会会長で、竹田氏の前のIOCマーケティング委員長を務めたハイベルク氏(ノルウェー)と、最高位協賛社サムスン電子会長の李健熙氏(韓国)は委員から退き、名誉委員となった。

 総会は予定が1日短縮された。 (共同)

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