ラムズが２勝目　２季目のＱＢゴフが活躍して乱戦を制圧

2017年09月22日 16:01

アメフト

ラムズが２勝目　２季目のＱＢゴフが活躍して乱戦を制圧 — チームを勝利に導いたラムズのＱＢゴフ Photo By ＡＰ

　ＮＦＬは２１日、カリフォルニア州サンタクララで第３週の１試合を行い、ラムズが同じＮＦＣ西地区に所属する４９ｅｒｓを４１―３９（前半２４―１３）で下して２勝１敗。昨年のドラフトで全体トップで指名されながら、出場７試合で全敗を喫していたＱＢジャレッド・ゴフ（２２歳）が２８回のパス試投で２２回を成功させ、２９２ヤードと３ＴＤを稼いでチームを引っ張った。

　ゴフは昨季７試合で５ＴＤパスしか記録していなかったが、今季は３試合ですでに５ＴＤをマーク。期待外れに終わった昨季とはまるで違った内容を見せている。パス・オフェンスが機能するようになり、チームの平均得点は４勝１２敗に終った昨季の１４・０（リーグ最下位）から３５・７にアップ。開幕から３試合での１０７点はチーム史上２番目のハイスコアとなった。

　ＲＢトッド・ガーリー（２３歳）が２８回のキャリーで１１３ヤードと２ＴＤを稼げば、ロバート・ウッズ（２５歳）とサミー・ワトキンス（２４歳）の両ＷＲも、ともに６回のレシーブで１０８ヤードと１０６ヤードをマーク。試合終盤でリターンをファンブルしたり、相手にオンサイド・キックを決められたり、細かい部分での荒さは残っているが、セントルイスからロサンゼルス移転して２季目を迎えた今シーズンは、勝てるチームに変身しつつある。

　敗れた４９ｅｒｓは開幕３連敗。過去２戦でＴＤパスがなかったＱＢブライアン・ホイヤー（３１歳）が第４Ｑに２つのＴＤをマークして１９点をマークしたが、同点を狙った２点コンバージョンは失敗し、最後の攻撃も不発に終った。