山県、多田、サニブラウン、ケンブリッジ…桐生ライバルたちも“猛追”

2017年10月28日 11:04

陸上

山県、多田、サニブラウン、ケンブリッジ…桐生ライバルたちも“猛追”
リレー日本選手権予選 第3走者で予選に出場した東洋大・桐生(右)はアンカーのウォルシュ・ジュリアンジャミィにバトンを渡す Photo By スポニチ
 【東京五輪1000日前インタビュー 】 桐生が「10秒の壁」を突破した今季は短距離界がかつてないほど活気づいた。最も9秒台に近い男は山県亮太(25=セイコー)だ。山県は桐生が9秒台を出した2週後の全日本実業団対抗選手権で日本歴代2位に並ぶ10秒00(追い風0・2メートル)を叩き出した。多田修平(21=関学大)は6月の日本学生個人選手権で追い風4・5メートルの参考記録ながら9秒94をマーク。電気計時の9秒台は国内レースでは日本勢初だった。
 サニブラウン・ハキーム(18=フロリダ大)は17年日本選手権で短距離2冠を達成。世界選手権後には本拠地を米国に移し、虎視眈々(たんたん)と記録更新を狙っている。ケンブリッジ飛鳥(24=ナイキ)は全日本実業団選手権こそ故障で欠場したが、10秒08をマークするなど9秒台を出す実力は十分だ。

 今季は100メートルの日本歴代10傑(10秒08以上)に入るタイムを、前述の4人に桐生と飯塚翔太(ミズノ)を加えた6人がマーク。9秒台が当たり前となる時代は近づいている。

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