相撲協会“異例”全関取に「理事長講話」暴力問題再発防止へ

2017年11月22日 05:30

相撲

相撲協会“異例”全関取に「理事長講話」暴力問題再発防止へ
日本相撲協会の八角理事長 Photo By スポニチ
 今回の暴行問題を受けて、日本相撲協会は九州場所後の28日に「暴力問題の再発防止について」との題名で、九州場所の十両以上の力士を対象に八角理事長による“理事長講話”を開くことを発表した。場所後1週間は力士の休養期間に充てられるが千秋楽2日後にこうした会が開かれるのは極めて異例。八角理事長は「(力士が)浮足立っていると思うから。(休養期間とか)そんなことは言ってられない」と話した。
 12月3日からは冬巡業がスタートする。春日野広報部長(元関脇・栃乃和歌)は「巡業に出る前にやりましょうということになった。全関取に案内を渡すように伝えている」と説明。当事者である日馬富士や貴ノ岩、暴行が起きた酒宴に参加していた鶴竜、照ノ富士ら休場力士の出席については「休む理由があるのはしょうがない。東京に戻って休養する人もいるだろうが出てほしい」と全関取の参加を呼び掛けた。

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