森井大輝わずか0・25秒差で4位、最終種目でメダルにあと一歩届かず

2018年03月17日 15:38

アルペンスキー

森井大輝わずか0・25秒差で4位、最終種目でメダルにあと一歩届かず
男子回転座位 森井大輝の1回目の滑走(AP) Photo By AP
 【平昌パラリンピック アルペンスキー男子回転座位 ( 2018年3月17日 )】 平昌冬季パラリンピック第9日の17日、アルペンスキーの男子回転座位で、森井大輝(37=トヨタ自動車)は4位となった。

 1回目で3位と2・42秒差の5位だった森井。2回目では1回目よりタイムを縮めたが、3位に入ったフランス選手にわずか0・25秒及ばずメダルを逃した。

 5度目のパラリンピック出場の森井は今大会、初日の滑降で、自身五輪4個目となる銀メダルを獲得。しかしスーパー大回転は8位、スーパー複合、大回転は2レース続けて途中棄権に終わり、最終種目の回転でも悲願の金メダルに届かなかった。全競技を終えた森井は「悔しい」と言いながらも、「今までの大会の中で一番達成感がある」と手応えも口に。世界のレベルがどんどん上がっていることを指摘し、「正直、日本のレベルが置いていかれている。少しずつ改善していって、4年後へいちから出直したい」と4年後へ視線を向けた。

 2連覇を狙った鈴木猛史(29=KYB)は1回目で転倒し途中棄権。1回目は31選手中16人が棄権する荒れたレースで、日本勢の狩野亮(32=マルハン)、夏目堅司(44=RDS)も2回目に進めなかった。

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