「今大会は私に始まり、私に終わる」村岡桃佳“有言実行”出場全5種目メダルにホッ

2018年03月18日 14:51

アルペンスキー

「今大会は私に始まり、私に終わる」村岡桃佳“有言実行”出場全5種目メダルにホッ
平昌冬季パラリンピックのアルペンスキー女子回転座位で銀メダルを獲得した村岡桃佳。今大会5個目のメダルとなり日本選手として冬季史上最多の快挙を達成した Photo By 共同
 【平昌冬季パラリンピック アルペンスキー女子・回転座位 ( 2018年3月18日 )】 平昌冬季パラリンピック最終日の18日、アルペンスキーの女子の回転座位が行われ、村岡桃佳(21=早大)が銀メダルを獲得。出場全種目で表彰台に立ち、冬季大会の日本選手史上最多となる1大会5個のメダルを手にした。

 1回目でトップと1秒86差の2位につけた村岡。2回目では荒れたコースに苦しみ前半途中で大きくバランスを崩したが、後半でリカバリーし2位をキープした。

 村岡は「1本目の調子がよく2本目も…と思っていたんですが、中盤で転倒してしまって一瞬、あきらめそうになりました」と競技を振り返り、「最初に『(競技が)私に始まり、私に終わる』と言ったので、どんな形でもゴールしようと頑張って、この結果になりました」と笑顔を見せた。

 出場全5種目でのメダル獲得には「4年前には絶対に考えられなかったこと」と満面の笑み。「いろんな種目でメダルを取れたことは、大きな成長だと思うので本当にうれしく思います」とし、「技術が向上したこともありますが、用具の関係者の方々、支えていただいている皆さんに関わることができて、人間性も成長して、どんどん強くなっていった大きな4年間でした」と語った。

 10日の滑降で日本勢メダル第1号となる銀メダルを獲得した際に「今大会は私に始まり、私に終わる」と発言。「私がいい流れを作っていければ、と思っていたんですが、有言実行できて今は安心しています」と安どの表情を見せていた。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2018年03月18日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム