葛西 57歳で現役!?札幌五輪26→30年変更でも「出たい」

2018年05月13日 05:30

ジャンプ

葛西 57歳で現役!?札幌五輪26→30年変更でも「出たい」
宮古島合宿に向けて新千歳空港を出発した(左から)伊藤将、伊藤有、葛西、小林 Photo By スポニチ
 ノルディックスキー・ジャンプ男子の葛西紀明(45=土屋ホーム)が57歳で現役!?に意欲を示した。葛西ら土屋ホームスキー部は12日、宮古島合宿に向けて新千歳空港を出発。先日、26年冬季五輪招致を目指してきた札幌市が目標を30年大会に変更したいという意向を示し、レジェンドが思いを語った。
 「2030年!?僕が58歳になる年じゃないですか!でもケガをしない限り、どうしても地元の札幌の五輪に出たい!若手が伸びて厳しくなるのは分かっているが、自分の能力を信じて努力します」と言い切った。

 さらに「長野で悔しい思いをしたので…」と続けた。98年長野五輪では、シーズン序盤のケガの影響もあり、金メダルを獲得した団体戦のメンバーから外れ、悔し涙を流した。自国開催の五輪には並々ならぬ思いがある。

 史上最多8度目の出場となった平昌五輪は不本意な結果に終わった。それだけに今季は本格始動の宮古島合宿で筋力アップを目指す。

 銀メダルを獲得した14年ソチ五輪以降、筋力を維持する練習だったが、「もう一回、パワーや瞬発系を上げたい。成功するか、どうなるか。早くトレーニングしたい」。30年札幌五輪実現を夢見て、“11大会連続出場”を視野に入れた。

 ≪有希 24歳も挑戦≫平昌五輪ジャンプ女子9位の伊藤有希(24)も合宿に出発した。今月10日に24歳になった伊藤は「ビッグゲーム(五輪)が終わり、変えるには、いい機会。大胆にチャレンジしたい。自分に期待しています。楽しみ」と意欲満々。毎年、男子とほぼ同じメニューの陸上トレーニングをこなし、葛西兼任監督から「やりすぎる傾向がある。休みも必要」と促されるほどのひたむきさで新たなスタートを切る。

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