NBA西地区決勝シリーズが開幕 ウォリアーズが敵地ヒューストンでロケッツに先勝
2018年05月15日 13:19
バスケット
ロケッツはジェームズ・ハーデン(28)が41得点と7アシスト、クリス・ポール(33)が23得点と11リバウンドを稼ぎ、スクリーン・プレーからのスイッチアップを誘って、ウォリアーズのフォワード、ケボン・ルーニー(22)を再三にわたって攻め立てたが苦杯。ホームでは今季リーグ1位タイの34勝(7敗)を挙げていたものの、ホーム・アドバンテージを守ることができなかった。
ウォリアーズは2014年以降のプレーオフのロードゲームで初めて9点を追う展開(第1Qに12―21)となったが徐々に巻き返して後半は一気に加速。ロケッツには2015年の西地区決勝と16年の1回戦でいずれも4勝1敗で勝っており、相性の良さを漂わせる一戦となった。4季目を迎えたスティーブ・カー(52)はプレーオフのシリーズ初戦で通算15戦14勝。滑り出しとなる試合での強さはこの日も光っていた。
サンダー時代のチームメートでもあるハーデンとマッチアップしたデュラントは「相手はエネルギーに満ち溢れている。だから最初にパンチを見舞うことが必要だった」と初戦の重要性を強調。ハーデンはシーズンMVPの有力候補だが、第1戦ではデュラントが“勝者”となった。
ロケッツのマイク・ダントーニ監督(67)は「簡単なシュートを外したり、ディフェンスでのスイッチを失敗したりで勝てる状態ではなかった。精神的なもろさが出た」と敗因を分析。ウォリアーズに対しては今季2勝1敗だが、その勝った2試合で2人でいずれも平均30得点を稼いでいたPJ・タッカー(33)とルーク・バームーテ(31)がこの日はわずか1得点に終わるなど、ハーデンとポールを支えるべき選手の不振が目立った。
<チーム記録>
▼FG成功率=ロケッツ(45・9%)、ウォリアーズ(52・5%)
▼3点シュート成功率=ロケッツ(35・1%)、ウォリアーズ(39・4%)
▼FT成功率=ロケッツ(71・4%)、ウォリアーズ(88・0%)
▼リバウンド=ロケッツ(42)、ウォリアーズ(37)
▼アシスト=ロケッツ(18)、ウォリアーズ(24)
▼ターンオーバー=ロケッツ(16)、ウォリアーズ(9)
▼速攻ポイント=ロケッツ(3)、ウォリアーズ(18)
▼ペイント内ポイント=ロケッツ(44)、ウォリアーズ(44)
▼ベンチスコア=ロケッツ(21)、ウォリアーズ(20)
<個人記録>
▼チーム最多得点=ハーデン(ロケッツ=41)、デュラント(ウォリアーズ=37)
▼チーム最多リバウンド=ポール(ロケッツ=11)、グリーン(ウォリアーズ=9)
▼チーム最多アシスト=ハーデン(ロケッツ=7)、グリーン(ウォリアーズ=9)
<西地区決勝の日程>
▼第2戦(16日=ヒューストン)
▼第3戦(20日=オークランド)
▼第4戦(22日=オークランド)
▼第5戦(24日=ヒューストン)
▼第6戦(26日=オークランド)
▼第7戦(28日=ヒューストン)
*日付は現地時間
おすすめテーマ
2018年05月15日のニュース
特集
スポーツのランキング
-
スポーツ庁も動く!日大アメフット部悪質タックル原因究明へ 大地長官「レッドカード」
-
遠藤 三役初白星!ケガと戦った4年間、淡々「うれしいです」
-
白鵬ヒヤヒヤ連勝 立ち合いを反省「ちょっと合わせちゃった」
-
栃ノ心、節目の500勝!大関獲りに懸ける夏、連勝でスタート
-
旭大星が初白星 98年北勝鬨以来の北海道出身力士「いっぱい勝ちたい」
-
“同級生”清宮に刺激 納谷「全部勝つように頑張る」
-
元幕内の阿夢露引退 苦労人16年「幕内で相撲を取れたのは幸せ」
-
大坂“世界1位”7人目撃破!次は大舞台の試金石ハレプと再戦へ
-
錦織、難敵討ち3大会ぶり初戦突破「はい上がっていかないと」
-
サンウルブズ初連勝へ始動 19日SRストーマーズ戦
-
遼選手会長と地方活性化イベント「フューチャーGOLFツアー」
-
太陽誘電・尾崎 今季初先発で3安打完封「自分が投げる時はしっかり抑えないと」
-
君塚さん優勝 スポニチ軽井沢72サンデーゴルフ大会