福島出身関取1152日ぶり!新十両・若隆景が1勝「ホッとしました」

2018年05月16日 16:04

相撲

 新十両・若隆景(荒汐部屋)が、朝弁慶を破り待望の関取初白星を挙げた。自身より約70キロ重い189キロの圧力を受けて崩れかけたが、回り込んで反撃。右上手を取り、寄り倒した。関取になって初めての勝ち名乗りに「歓声が凄かった。うれしいです」と顔をほころばせ「ほっとしました」とひと息。若隆景は福島市の出身で、福島県出身関取の白星は15年春場所14日目の十両・双大竜以来1152日ぶりとなった。
 初日から3連敗を喫しても強気な姿勢を貫いていたが内心は違った。「焦りは、なくはなかった。4日間が長かった」。周囲の関取には「“緊張してる?もっと楽にいった方がいいよ”と言われました」と苦笑する。

 1勝したことで変わるかと問われると「それは明日取ってみないとわからない」と浮かれない。「立ち合いでもっと攻めていきたいです」。白い歯を見せて元気よく答え、国技館から引き揚げた。

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