松鳳山 鶴竜倒し初白星!通算5度目の金星に「よく我慢できました」

2018年05月16日 18:49

相撲

 前頭2枚目・松鳳山(34=二所ノ関部屋)が昨年春場所以来となる通算5度目の金星を挙げた。先手を取って攻め立てると、鶴竜との激しい突き合いにも前へ前へ。たまらず引いた相手に乗じて圧力を強め、土俵の外へ押し倒した。2連覇を目指す横綱との熱戦でできた額の傷にも「(男の)勲章。余計、人相が悪くなる」と冗談めかし、「よく我慢できました。とりあえず前に出ることで必死でした」と息をついた。
 体調が回復しつつある師匠の二所ノ関親方(元大関若嶋津)からは場所前、「頑張れよ」と激励されたという。本来の相撲を貫いての快勝に、「引いて勝ったら(師匠に)怒られていた。“頑張れよ”に、いろんな思いがこもっている」とうなずいた。

 4日目でようやく初勝利。ここまで自宅に帰ると、4歳の長男から「パパ残念だったね」と励まされていたという。ようやく奪った白星が金星となった。「パパ良かったねと言ってもらえるかな。(懸賞金で)何か買ってとか嫌ですよね」と笑った。

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