国民栄誉賞の羽生結弦 故郷の伝統絹織物「仙台平」の袴で「自分らしさも出せれば」

2018年07月02日 12:57

フィギュアスケート

国民栄誉賞の羽生結弦 故郷の伝統絹織物「仙台平」の袴で「自分らしさも出せれば」
国民栄誉賞授与式の席に着き笑顔の羽生結弦選手(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【羽生結弦 国民栄誉賞授与式 ( 2018年7月2日 )】 平昌五輪のフィギュアスケート男子で連覇を達成した羽生結弦(23)が2日、官邸で行われた国民栄誉賞授与式に出席し、授与式に羽生は凛々しい紋付き袴姿で登場。安倍晋三首相(63)から表彰状や盾を受け取った。
 授賞式で着用した袴は江戸時代に仙台藩で生まれた最高級絹織物「仙台平」の人間国宝、染織家・甲田綏郎氏(89)から直々に贈られたもの。凛々しい姿を安倍首相からほめられ、「本当はもっともっと伝統ある所作をしないといけないかなとも思ったんですが、自分はスケーターなので自分らしさも出せればと。スケーターとして羽生結弦としてここにいられたらと思いました」と話した羽生。着心地については「伊達藩の藩主の方々が使っていたということもあって、非常に素晴らしいものですし、自分は袴に詳しくないんですけども、身につけていて本当に快適。羽生家の家紋もつけさせていただきました」と笑顔を見せた。

 羽生は宮城県での観光ポスターでも仙台平の袴を着用している。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2018年07月02日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム