羽生結弦、復興庁から特別感謝状「大変恐縮な気持ち」 紋付き袴からスーツに着替えて登場

2018年07月02日 13:06

フィギュアスケート

羽生結弦、復興庁から特別感謝状「大変恐縮な気持ち」 紋付き袴からスーツに着替えて登場
吉野復興大臣に特別感謝状を贈られ、笑顔の羽生結弦 Photo By スポニチ
 平昌五輪のフィギュアスケート男子で連覇を達成した羽生結弦(23)が2日、復興庁で行われた特別感謝状贈呈式に出席。同日に行われた国民栄誉賞授与式の凛々しい「仙台平」の紋付き袴姿とは打って変わって、今度はスーツ姿で登場した。
 羽生は14年ソチ五輪でフィギュアスケート日本人男子として五輪史上初の金メダルを獲得。今年の平昌五輪では連覇を達成し、日本勢の大会金メダル第1号となるとともに、冬季五輪史上1000個目の金メダルを手にした。フィギュア男子の五輪2連覇は66年ぶりの快挙だった

 11年には出身地の仙台市のリンクで練習中に東日本大震災が発生し、避難生活を送った経験がある。吉野正芳復興大臣に「被災地に夢と希望と元気と感動を与えてくれた。復興の力となってくれた」と感謝状を贈られると、「大変恐縮な気持ちです。復興の力と言っていただけるのは、僕を応援してくださる方々のお力があってこそだと思います」と笑顔を見せた。

 「仙台のスケートリンクで練習中に被災して、その後支援をしてくださった方々、本当にたくさんの方々のお力添えがなければ、スケートを続ける選択肢がなかったかもしれない」と振り返り、今後については「スケートが皆さんにとって幸せな気持ちになるものになればと思います。皆さんの心が一つになるきっかけになるようにこれからも努力していきたいと思っております」と決意を新たにしていた。

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