羽生結弦 記念品辞退の理由「みなさまとともに取れた賞」「僕個人の気持ちは出したくない」

2018年07月02日 13:11

フィギュアスケート

羽生結弦 記念品辞退の理由「みなさまとともに取れた賞」「僕個人の気持ちは出したくない」
国民栄誉賞授与式の席に着き笑顔の羽生結弦選手(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【羽生結弦 国民栄誉賞授与式 ( 2018年7月2日    首相官邸 )】 平昌五輪のフィギュアスケート男子で連覇を達成した羽生結弦(23)が2日、官邸で行われた国民栄誉賞授与式に出席し、授与式に羽生は凛々しい紋付き袴姿で登場。安倍晋三首相(63)から表彰状や盾を受け取った。
 国民栄誉賞とともに送られる記念品は羽生の意向ものあり、用意されなかった。辞退した思いを聞かれた羽生は「自分の中でみなさまを代表して、という気持ちがすごくあり、みなさまとともに取れた賞という気持ちがすごくあったので、僕個人の気持ちとかそういうのはあまり出したくないなと。そういった意味で記念品は辞退させていただきました」と説明した。

 過去の受賞者は26の個人・団体。五輪金メダリストではこれまでレスリング女子の吉田沙保里、伊調馨、柔道の山下泰裕、女子マラソンの高橋尚子に授与されているが冬季五輪選手としては史上初。しかも羽生はまだ23歳で、84年の山下泰裕の27歳を大幅に更新して個人としては最年少受賞となった。前回受賞した伊調には西陣織着物が贈られている。

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