羽生結弦 史上最年少の国民栄誉賞「みなさんがそばにいてくれて受け取ることができた」

2018年07月02日 13:18

フィギュアスケート

羽生結弦 史上最年少の国民栄誉賞「みなさんがそばにいてくれて受け取ることができた」
国民栄誉賞授与式の席に着き笑顔の羽生結弦選手(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 平昌五輪のフィギュアスケート男子で連覇を達成した羽生結弦(23)が2日、官邸で行われた国民栄誉賞授与式に出席し、授与式に羽生は凛々しい紋付き袴姿で登場。安倍晋三首相(63)から表彰状や盾を受け取った。
 過去の受賞者は26の個人・団体。五輪金メダリストではこれまでレスリング女子の吉田沙保里、伊調馨、柔道の山下泰裕、女子マラソンの高橋尚子に授与されているが冬季五輪選手としては史上初。しかも羽生はまだ23歳で、84年の山下泰裕の27歳を大幅に更新して個人としては最年少受賞となった。

 受賞が決まった時の心境を聞かれ、「まず、大変恐縮な気持ちが多くあった」と回顧。「ただ、国民栄誉賞をいただけると聞いた時に、やはり自分は、自分の報道とか自分の結果とかスケートとか、そういったものを通してみなさまに還元されているんだなと思えたので、今回の明るいニュースがみなさまにとって明るい光になっていたら嬉しいなと思った。そういう存在にこれからもならなくてはいけないとあらためて思った」と話した。そのうえで「だからこそ、言葉で表すのはすごく難しいけど、1人の人間としてだけじゃなくて、1つの存在として、羽生結弦っていう存在として、みなさまの力が僕に注がれていて、その力がみなさまにまた巡っていってということになるためには、その期待に応えなくてはいけない。そして、その期待に応えられるだけの努力、技術、芸術を持っていなくてはいけないと強く思っているので、これからさらに身を引き締めて頑張っていきたいなと思っている」と気を引き締めた。

 最年少受賞については「自分の中では最年少という気持ちは大きくなくて、ずっと自分の気持ちの中ではここまで応援してくださった方々も含めて、みなさまの思いが背中を押してくださったと思っている。最年少というよりはみなさんがそばにいてくれて、ここで自分が受け取ることができたのかな、と感じている」と謙虚に話した。

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