池江、レースを終えて「第二の水泳人生として自己ベストを出せた満足感」

2020年10月02日 05:30

競泳

池江、レースを終えて「第二の水泳人生として自己ベストを出せた満足感」
競泳女子50メートル自由形・記者の取材に応じる池江璃花子(代表撮影) Photo By 代表撮影
 【競泳日本学生選手権第1日 ( 2020年10月1日    東京辰巳国際水泳場 )】 白血病から復帰した競泳の池江璃花子(20=ルネサンス、日大)が女子50メートル自由形に出場し、25秒62で4位となった。1年7カ月ぶりのレースとなった8月29日の東京都特別水泳大会から復帰2戦目で0秒70もタイムを更新。12月に開催予定の日本選手権で暫定的に設定されている参加標準記録も突破した。
 【池江に聞く】
 ――レースを終えた感想は?  「ホッとした。インカレをメインの目標として、この1年間は頑張ってきたので、感慨深い。泳ぐ前から感情が湧き上がってきた。やっとこの試合に出られたうれしさ、25秒台を出せたうれしさがある。第二の水泳人生として自己ベスト(シーズンベスト)を出せた満足感はある。この調子で頑張りたい」

 ――予選後には涙ぐむ場面もあった。  「荷物置き場に大学の先輩がいて涙が出てきました。この試合は25秒80が出たらいいなと思っていたが、予選から出てくれた。変な緊張もなく気持ち良く泳げました」

 ――1カ月前の復帰戦から0秒70もタイムを短縮。  「前回は不安を抱えたまま臨んだ。その後の練習で、このままじゃダメだと思い、とにかく練習を楽しもうと思ったら、タイムも泳ぎも上がっていった。去年は応援だけで(大学対抗戦の)1点も稼げなかった。1点でも多く取りたいという思いだった」

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