池江璃花子 予選1位で決勝進出、東京五輪会場初レース 女子50メートル自由形

2021年02月07日 09:38

競泳

池江璃花子 予選1位で決勝進出、東京五輪会場初レース 女子50メートル自由形
<ジャパンオープン2020(50メートル)最終日>女子50メートル自由形予選、スタートする池江(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【競泳ジャパン・オープン最終日 ( 2021年2月7日    東京アクアティクスセンター )】 競泳ジャパン・オープンは7日、東京アクアティクスセンターで最終日が行われた。白血病からの復帰4戦目となった池江璃花子(20=ルネサンス)は女子50メートル自由形の予選4組で25秒06で1位となった。予選全体でもトップのタイムで、この日午後の決勝に駒を進めた。
 2スースからスタートした池江はグングンと加速し、他を引き離して1位でフィニッシュした。東京五輪・パラリンピックの水泳会場となる東京アクアティクスセンターでは、昨年10月24日の完成披露式典のデモンストレーション、200メートルメドレーリレーで最後の自由形を泳いだが、実際にレースをするのは初めてだった。

 復帰3戦目となった1月23日の北島康介杯(東京辰巳国際水泳場)では100メートル自由形に出場し、55秒35で4位。東京五輪代表選考会を兼ねた4月の日本選手権(3~7日、東京アクアティクスセンター)の参加標準記録(56秒53)を突破し、「ここからは勝負にもう少しこだわらないといけない立場になる。東京五輪を目指すというわけではなく、目の前のことに集中していきたい」と語っていた。

 昨年8月の実戦復帰後、今大会を含め自由形のみに出場しているが、2週間後の東京都オープン(20、21日、東京辰巳国際水泳場)では、ついに“本職”のバタフライを解禁、日本記録を持つ50メートル、100メートルにエントリーしている。特に56秒08の記録を持つ100メートルは最も得意としてきた種目。バタフライは4泳法の中でも筋力、体力が必要とされるが、慎重に段階を踏んで練習を積み重ねてきている。

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