池江 復帰後初のバタフライ 全体2位で決勝へ 日本選手権参加標準記録突破

2021年02月20日 11:28

競泳

池江 復帰後初のバタフライ 全体2位で決勝へ 日本選手権参加標準記録突破
<東京都OPEN水泳競技大会第1日>女子100メートルバタフライ予選、力泳する池江璃花子 Photo By スポニチ
 【競泳・東京都オープン ( 2021年2月20日    東京辰巳国際水泳場 )】 白血病からの完全復活を期す池江璃花子(20=ルネサンス)が20日、東京都オープン女子100メートルバタフライの予選4組に登場。1分00秒06で同組1位となり、全体2位で決勝に進出した。
 昨年8月に594日ぶりにレース復帰後、バタフライにエントリーするのは初。50メートルより長い距離は1月23日の北島康介杯の100メートル自由形以来2度目で「正直、自信はないけど、自分なりに精いっぱい泳げればいい」と話していた。

 バタフライは16年リオ五輪で5位に入った思い入れの強い種目。4泳法の中で最も消耗が激しいため、出場のタイミングを慎重に探ってきた。池江は復帰後4大会に出場。50メートルと100メートルの自由形で東京五輪代表選考会となる4月の日本選手権の参加標準記録を突破した。

 女子100メートルバタフライの自己ベストは日本記録56秒08で、日本選手権参加標準記録は1分0秒29。西崎勇コーチは「日本選手権の出場種目は東京都オープンのバタフライの結果を踏まえて決めたい」と語っており、タイムが注目されていた。

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