池江璃花子 2年ぶり本命種目の100メートルバタフライに「凄い不思議な気持ち」

2021年02月20日 18:25

競泳

池江璃花子 2年ぶり本命種目の100メートルバタフライに「凄い不思議な気持ち」
<東京都OPEN水泳競技大会第1日>女子100メートルバタフライ決勝、レースを終え明るい表情で引き揚げる池江璃花子(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【競泳東京都オープン第1日 ( 2021年2月20日    東京辰巳国際水泳場 )】 白血病からの完全復活を目指す池江璃花子(20=ルネサンス)が、復帰後5戦目で初となる本命種目の100メートルバタフライに出場し、59秒44で3位に入った。56秒08の日本記録を持つ同種目の実戦は19年1月以来。東京五輪代表選考会となる4月の日本選手権の参加標準記録も突破し、復活への歩を進めた。
 以下、池江の一問一答。

 ――2年1カ月ぶりのバタフライ
 「100メートルバタフライってこんなにキツかったっけってくらいキツかったし、レースはまだ早かったと思いました。ちょっと自分の目標にしていたタイムが9秒3だったのでそれにも届かずって感じで終わってしまったので力不足な印象」

 ――戻ってきた感慨は
 「レース前にナショナルレコードのタイムが(掲示板に)出ているじゃないですか。あれが自分のタイムかって思うと考えられないですね。あんなタイムで泳いでいたのかって凄い不思議な気持ちになりました」

 ――今大会までの練習は。
 「今回のこの試合の直前まで合宿やっていたんですけど、けっこうハードなトレーニングで調整もせずに試合に入ったので、全く疲れが取れていない状態だった。体の重さがありながらのこの記録なので、そこはちゃんと調整すればもう少しタイムが上がると思うんですけど。なかなか難しいなと思いましたね」

 ――4月の日本選手権に向けて
 「今のところ、日本選手権に出る種目が決まっていないのでこれからそれをコーチと話を詰めていこうと思います。若干、きょうのレースで、自信をなくしかけそうになったっていうのが正直な気持ちなので、そこをこれからの練習でどうにかなるのか、今後検討して決めていきたい」

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