池江 競泳五輪選考会の有資格4種目全て出る「がむしゃらに練習して本番迎えたい」

2021年03月11日 05:30

競泳

池江 競泳五輪選考会の有資格4種目全て出る「がむしゃらに練習して本番迎えたい」
池江璃花子 Photo By スポニチ
 白血病から復帰した競泳女子の池江璃花子(20=ルネサンス)が東京五輪代表選考会となる4月の日本選手権(3~10日、東京アクアティクスセンター)で出場資格を持つ4種目全てにエントリーした。10日に申し込み締め切りを迎え、50メートルと100メートルの自由形、50メートルと100メートルのバタフライに登録。日本選手権は18年以来3年ぶりの出場となる。
 事務所を通して「日本選手権では出場種目全てで決勝に残ることが目標です。試合での結果は毎日の練習でどれだけ自信をつけられるかだと思っているので、がむしゃらに練習してレース本番を迎えたいです。日本選手権で全力で泳ぐ姿を見ていただけたらうれしいです」とコメントした。昨年8月の594日ぶりのレース復帰後5大会に出場。今回エントリーした4種目で日本選手権の参加標準記録を突破していた。

 東京五輪出場権獲得には決勝レースで日本水連の定める派遣標準記録を突破して2位以内(リレー種目は4位以内)に入ることが条件となる。池江の復帰後ベストタイムは50メートル自由形が24秒91で派遣標準記録に0秒45差。100メートル自由形は55秒35で個人種目の派遣標準記録には2秒04差があるが400メートルリレーの派遣標準記録には0秒93差に迫る。100メートルバタフライは59秒44で派遣標準記録まで2秒34。50メートルバタフライは非五輪種目だ。

 8日間で最大11レースを泳ぐハードなスケジュール。あくまで24年パリ五輪でのメダル獲得が目標だが、その過程となるTOKYOを視野に入れて日本選手権に臨む。

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